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そこに走っていく琉生
「すみません。あけてください」
中に入っていくと、桐が上級生を次々と殴っている姿が目に入る
瞳を見ると死んでいるようだ…
其処に躊躇することなく、近寄り桐に触れた
容赦なく拳が向く
パシッ
それを受け止め、目と目を合わせた
「少しやりすぎですよ」
「うるせェ!!!!」
拳を掴んでいた手を離した
「桐、抱え込みすぎ」
ギュッと抱き締めた
「は、なせ!」
「分かってますよ」
体を離したと同時に桐は背を向けた
(強引にいくか)
背を向けた桐を見た男は殴りかかった
バシッ
「背を向けた相手に拳をふるうのは卑怯ですよ(黒笑)」
腹に蹴りを入れて、倒した
周りは勿論ビックリしていた
そのまま何事も無かったかのようにその場を去った
注目の的だろう
全国No.2の幹部の桐の拳を易々と受け止めたのだから
皆、事実を知らない
琉生が“舞蝶”の総長であることを…
注目を浴びるのも致し方ない
教室に戻り、冬樹に話し掛けた
「桐がああなる理由分かりますか?」
「何か溜め込んでて、それが爆発しちゃうんだと思う。一年に一回はああなっちゃうの…僕等には止められない。自分で目が覚めるまで関わらないの」
「夏樹はどう思いますか?」
少し黙り込んだ
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