3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
手を前に突き出した
「2人共抱きつくな…濡れるから」
「「え?濡れたの何で」」
「色々とあって…アハハ」
笑って誤魔化そうとした琉生
エレベーターから出た岬達と竜達が来た
(最高にマズい)
「お前何で濡れてんだよ?」
「色々とあって」
バサッ
頭に何かかけられた
視界が真っ暗になり、それを手で退かした
「それ着とけ」
「秀!有難う」
「別に」
素っ気ない一言だったが秀らしくて笑みがこぼれた
「笑って無いでさっさと着替えてこい!」
「んなっ!分かったよ…慎司のバカ。秀行こ」
グイッと秀の腕を引っ張り部屋に戻った
「秀、待っててくれよ」
「わかってる」
制服の替えがあるわけは無い
ジーンズに適当にパーカーを羽織り、制服は乾かしておくことにした
そのまま部屋を後にし、秀の隣を歩いていく
「秀、これ有難うな」
「その格好目立つから着とけ」
突き返された制服
「…着とく。迷惑じゃ「じゃない。」言葉さえぎんなよ…」
呆れ口調な琉生
「俺は琉生に救われた…お前の言葉って力があるっていうか、安心すんだよ」
髪を掻きながら顔をうっすら赤くした
「安心か…限界が来る前に吐き出せ。精神的に来たら秀が壊れる。てか、俺が気付くように見てるから。皆、それぞれ何かを背負って生きている…重い人も軽い人も。だから、秀も我慢すんな。俺が居るからさ」
「今、そんなこと言うな」
「授業なんか出なくても聞いてやる…2校時目屋上に来い」
背中をポンと叩いて、エレベーターを出た
皆と並んで教室まで歩いて行った
色々な場所から視線を浴びる
.