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総長が入ってきた瞬間、視線が集まる
「慎司が捕まった」
ざわざわとし出す
「本堂隆が総長の族に浚われた。彼処の奴等はせこい…向こうの条件を呑めば慎司は返すそうだ。その条件は俺が身代わりに捕まることだ。恐らく舞蝶を潰すことが真の目的だ。慎司は俺が連れ戻す。心配するな」
「それじゃ総長が!!!」
「俺の心配するな。必ず戻ってくる…慎司のこれからは俺に掛かってるんだ。皆わかってくれるよな」
それに口を閉じた
「俺は今からいってくる…もしも俺が戻って来なくても、自分を責めずに岬の言うことを聞いて自分達の道を歩め。後ろを振り返らずに前だけを見て進め…俺のことは忘れろ」
踵を返した
「絶対に戻ってくるって俺らは信じてっからな」
「岬」
「戻ってくるに決まってる」
「灯」
「待ってる」
「雪哉」
それぞれの名を呼び笑った
「当たり前だ。携帯にワンコール入れた全員で慎司の迎えに来い。良いな」
それに全員が頷いた
「雪哉バイク」
鍵が投げられ受け取った
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