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夢小説設定
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よしよしと頭を撫でた
「頼ることに慣れてないのはわかってる。でも、迷惑なんかじゃねェから気にするな」
「有難う‥本当に優しいね。罪な優しさだよな」
何言ってんだという視線を志紀にぶつける琉生
その場にはそぐわない携帯の音
「はい」
顔を琉生は歪めた
「わかった」
携帯を閉じた瞬間琉生から舞蝶へと変わった
「志紀、バイク運転してくれるか?」
「良いぜ。何かあったんだろ」
立ち上がり、琉生はタンスを開けた
特攻服の予備だ
凜とした雰囲気に志紀は息をのむ
「何処に行けばいい?」
「舞蝶の溜まり場に向かってくれ」
「わかった」
エンジンをふかし、溜まり場に向かう
倉庫の扉を開くと、張り詰めた空気が肌をさす
「志紀、送ってくれて有難うな。悪いんだが、舞蝶内の問題だから帰って貰っても…否。二階に居ろ。その方が安全だ」
志紀の腕を引き中に入る
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