18
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
志紀が近付いてきて、手を引かれた
頭上にハテナを浮かべつつ引っ張られていく
「乗って」
「え?あ、送ってくれんの?」
「ん」
「そうか…志紀、有難うな」
微笑しながらそう言うと、志紀は少し視線をズラした
手を伸ばされ、バイクに乗せられた
「っえ?」
「軽いね」
ヘルメットを被された
志紀も跨り走り出した
「そんな顔反則」
琉生には何も聞こえていない
「雨…」
ヘルメットに小さな雫が出来ている
「雨降り出したけど大丈夫なのか?」
「大丈夫かなー?」
少し不安定な声音
「そこ左、直進五百ぐらいでマンション見えるから止まって」
キィッと音を立てて止まった
バイクから降りた志紀とバイクを引っ張りながら中に入る
駐輪場に止め、上に行く
ここは昔使っていたマンション
学園に入る前使っていたのだ
.