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夢小説設定
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それに頷いた二人
否
影に居た奴を含め三人
「御前等も無理すんなよ…色んな意味でな」
ジャケットを脱ぎ、啓太にかけた
Yシャツとセーターしか着ていない
少し肌寒いが気にせず啓太の髪を撫でた
あまり喋りもせず、二時間が過ぎようとしていた
「…ん…」
啓太の瞼がうっすらと開いた
まだ頭は覚醒しきっていない
「啓太、起きたのか?」
髪を撫でる手を止め、問い掛ける
「手、続けろ」
それに驚いたが、ゆっくりと動かす
掠れた声で髪を撫でるのを催促する啓太が可愛らしくて、内心笑みを零した
「起きる。けど続けろ」
体を起こした瞬間啓太は振り返った
「もしかして膝で寝てたのか?」
「ん?あぁ―そうだけど」
「悪い、疲れたよな」
「疲れてない。疲れてんのは啓太だろ」
それには何も言ってこなかった
「腹減った、飯食いに行こうぜ」
「制服で?」
「買って着替える」
皆をグイグイ引っ張り、店に向かう
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