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夢小説設定
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ゲーム機の画面をチラ見し、また前を向いた
「頭撫でてくんないの?」
「啓太撫でてるから撫でて欲しいのか?」
それに頷いた
「撫でてやるよ」
茶色の少し癖っ毛な髪を撫でた
目を細めて黙っている
「頭撫でられんの好きなのか?」
「琉生に撫でられんのが好き」
「可愛いな」
わしゃわしゃと撫でて、卓の頭に頭をのせ瞼を閉じた
「どうかした?」
「ちょっと…眠い…から」
「寝ないのか?」
「寝ないよ。卓と話していたいしな」
そう言って微笑んだ
「…////」
琉生が体をズラしたことによって啓太の頭が肩からズレ、膝の上に倒れてきた
それでも起きないことが凄いが、卓と沙夜の鋭い視線を浴びても起きないのが更に凄い
「疲れてんのか…」
それだけ呟き髪を梳いた
「啓太ズルい」
卓から素直な言葉が零れた
「俺も膝枕が良い」
「…後でな。啓太の疲れは仲間の御前等が一番知ってるだろ?他の奴が口出しするべきでは無いけど言っとくな。情報や処理などを一人でこなしていくことは周りが考える以上に体力も精神も大幅に崩れていく。敵が誰なのかを調べて周りに言うまでにどれだけ集中して調べられるかによって、大半の族のこれからが変わる。情報を担当する人間に族がかかっているって言い方も当てはまる。だから、休めるうちに休まないとマジで体にガタがくる。…とまぁ、俺の話はもう終わりな。あんまり負担…かけすぎんなよ」
最後に苦い笑みを見せた
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