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夢小説設定
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息を整え近付く
「その手離してくれませんか?」
「誰あなた?卓は私のモノなのよ?」
「人をモノ扱いするのやめてくれませんか?殺してしまいたくなる。卓は私の彼氏です。手を出さないで頂きたいですね。不愉快です。二度と来ないで下さいね?卓行こう」
腕を引きその場から遠ざける
「どんな嘘だよ…彼氏とか」
「飛んできただろ?」
そう言って笑った
「あれ…姉貴なんだ。俺を弟じゃなく男としてみる…それが嫌であの家を出た。でもたまにこうやってくるんだ」
「そうか…」
「姉貴の残像が舞蝶と重なる。だから嫌いだったのかもしれない」
「卓、」
身長は僅かに卓のが大きい
深雪は気にせず近付き抱き締めた
「辛かったな。苦しかったな」
「御前を好きになる奴の気持ち分かるかも知れない。女のくせに強くて包容力もあってでも本当は儚く、弱い人なんだな」
「…いつから女って?」
「最初から。女大嫌いだから直ぐにわかる。でも少しは軽減された」
(舞蝶のおかげで)
「良かったな。戻るか」
体を離すと卓は琉生の服の裾を掴んでいた
「手繋ぐか」
頷き繋ぎながら倉庫に戻る
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