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夢小説設定
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沙夜の後ろ姿を見て髪を掻いた
(姉貴にダブるんだよ…)
僅かに卓の体は震えていた
瞼を閉じ、姉貴の残像から逃れるように
皆腫れ物に触れないように場所を移動した
深雪はきっちり族を潰し、警察に連絡を入れ終え空夢の溜まり場に戻っていった
倉庫を開け中に入る
(随分静かだな…ん?)
近付いて行くとそこには卓がいる
「…卓、だっけか?」
ビクッと体が震えた
顔を上げ睨むように深雪を見る卓
「今から少し抜け出そうか。付いて来な…俺は何もしない」
そう言って歩き出す深雪
何度も後ろを振り返り卓が着いてきてるか確認をする
「此処座って寝っ転がってみな」
笑顔で誘うように言う
ゆっくり寝っ転がる卓
「良い景色だろ?この場所は内緒な。辛いとき此処に来ると良い」
一言も喋ろうとしない卓を見た
その瞬間深雪は目を見開いた