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夢小説設定
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琉生はずっと沙夜の髪を撫で続けた
夜の7時に起こすと、少しすっきりしたような顔をしている沙夜
「じゃ琉生行こう。ご免…寝ちゃってさ」
「俺は全然良いよ」
バイクがゆっくり動き出した
数十分もすると、倉庫の前で止まった
倉庫の中に入ると皆の目が此方を向く
「卓とかは?」
「奥に居ます」
「有難な、此処で待っててくれ」
「わかったよ、早くしろよー」
小走りで奥に消えて行った
一斉に琉生を射抜くように見る
琉生は平然と立ち、欠伸をした
カンに障ったらしく
「総長の何なんだよ!!!」
「調子乗ってんな」
「総長の友達ですけど、調子のってんな?」
それに嘲笑うように口にした
「どっちが調子のってんだ?」
その低い声と眼光に黙った
「悪い、待たせた」
「嫌、別に…躾がなって無いな」
チラッとさっきの男を見た
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