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夢小説設定
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その見た事の無い美貌に時を忘れる
黒の髪は金に変わった
「本当はカラーコンタクトも何ですけど、付け外し面倒なので…」
「…///」
「佐野先生!深雪ちゃんは渡しませんよ」
「!はい…」
ビックリしながら返事をした
コンタクトが無い瞳は本来なら蒼だ
「栗原さん行きましょう」
「はい。柾谷またな」
「いいわすれてたけど、此処全寮制なの…後、ハイ」
そう言って何かを投げられ受け止めた
「佐野先生から説明受けて。またね~」
バタン
「このカードってどうするんですか?」
「寮の中にコンビニとか色々備わっているからそのカードが金の代わり。無くしたらアウト。飯も食えないぜ…にしてもブラックか」
「カードの色も何かあるんですか?」
「上から黒、金、銀、赤って順番。」
「へー」
あまり興味なさげに答えた
「お前の此処での名は?」
「藤堂琉生。宜しくお願いします」
「分かった。呼んだら入ってこい」
ガラッ
(この格好だから敬語でオドオドしてた方が良いな…キレるの厳禁)
キャラ設定は完璧のようだ
「藤堂入ってこい」
ふぅと息を吐き、ノロノロと開ける
中に入り教卓の隣に立った
「藤堂琉生です」
(宜しくなんて言わねェ…宜しくしたくない)
「なんだよーオタクかよ」
「キモッ」
「超最悪~」
「学校やめろよ」
男女問わず非難の荒らし
それにキレるのを必死に耐えている
「藤堂の席は窓際の一番後ろな」
「はい」
(よっしゃっ!!)
教卓の傍から離れ、自分の席に歩いていき席に着いた
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