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夢小説設定
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深雪と真の踊りに皆の足が止まり、見入る
「真上手いじゃん?」
「教育は受けてるからねー。琉生もだろう?」
それに頷く
「基本パーティーで踊んないけどな。怠いし、密着するの嫌だし気持ち悪い」
うぇ…という顔つきをした
「踊ったのは数えるぐらい…かなー」
音楽が終盤に差し掛かる
「初めてじゃないのかー。ちょっとショック」
「俺から誘ったのは初めてだけど、それじゃ不満?」
その時の表情には気品があり、雰囲気に呑まれないように必死だった真
「まさか」
音楽が終わったのと同時にそう言い、深雪の頬に軽いキスをした
「とても光栄です」
「真、公衆の面前で何するんですか?」
真っ黒な微笑みだが、頬は少し赤い
「琉生が可愛いからだよ」
そう言ってのけた
その時、怒鳴り声が聞こえた
微かだったので、周りは気付いていない
其方に向かって歩いて行く
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