16
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
深雪は目を細めた
「もう、辛い想いしてる奴ほっておきたくない…」
そう小さく呟いた
「仲間が大切な理由は、それ以外に大切な奴が居ないからだろ。居場所も族だけ…」
「うるせ…黙れ。何がわかッ!!」
深雪は潤を抱き締めたのだ
「不安を感じなくて良い。族も時期が来たら引退しなくちゃいけない不安。居場所を無くす不安…だから、ちゃんとした居場所をやるよ。俺の家に来い」
「…ッ!!!」
「一緒に帰ろう。新しい居場所に、な?」
それに微かに頷いた潤
「行こう」
そう言って、潤が乗ってきたバイクの前に立った
「潤が前のが良いか?俺は後ろから指示出しても良い…愛着のあるバイクに乗ろうなんて思ってない」
「後ろに乗ってくれるかな?」
「おう」
跨り、潤の腰に腕を回した
潤を見ると耳まで赤くなっている
「ふっ…家見ても驚くなよ。最近増改築したらしいから」
「あ、あぁ////」
「後ろ乗せんの初めてか?」
それに首を縦に振った
.