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夢小説設定
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頭を撫でようと手を伸ばすが、体を震わせた
ほんの一瞬、ビクッと
「…怖いか?」
「ち、違うんで…す。そういうわけじゃ――っ。グスッ」
頭に触れ、ゆっくりと撫でた
「わかったから、もう泣くな」
それに頷きながらも涙は止まっていない
「こいつ等抹殺決定…」
すごく小さく呟いたので周りの声や風によってかき消された
「部屋に帰ってもう休め、な?」
それに頭を縦に振った
「有難う…ござい、ました」
「これは管理が出来てなかった俺等生徒会と先公のせいだ。で、ちょっと悪いな。やせ我慢は直ぐにわかる」
左腕に手を伸ばし、触れた
「ッア」
無言で携帯を出し、電話の向こうの人物に指示を出した
「もう大丈夫だからな」
手を引き、校門を出た
目の前に車が止まった
「左腕骨折、打撲、切り傷。乱暴な真似や、雑な扱いはするな。今日は入院させろ。じゃ、頼んだ」
「はい、わかりました」
その返答に笑顔で頷き、車に乗せる
「有難うg「お礼は元気になってから改めて教室においで。待ってっから」」
頭を優しく撫でて言った
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