16
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
全て倒し終えると、瞼をゆっくり降ろし呼吸を整える
夏樹と冬樹の傍に行き、手を出し立ち上がらせた
「2人共ごめん…巻き込んでごめん。危ない思いさせてごめん。俺のせいでごめん」
「僕達大丈夫だよ?」
「族の幹部なんだから!!」
それに首を左右に振った
「夏樹、右腕骨折。左足骨折、体中の打撲、掠り傷。冬樹、左腕骨折。右足骨折、体中の打撲、殺傷傷。これのどこを見て大丈夫なんだよッ!!?」
流石に何も言えなかった
「救急車に大人しく乗って。呼ぶから」
それに頷く2人
ジャリ
靴で砂利を踏む音
「死ね舞蝶!!」
一瞬より早い
後ろを振り返った
だが、ナイフの先には夏樹達を目標にしているのが分かる
(コイツ…俺の弱点よんでやがる)
その瞬間、迷わず右手を出した
それにその場にいた全員が目を丸くし固まった
「頭より体が動いたな…フッ」
ナイフが皮膚にめり込んでいるのがわかる
.