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夢小説設定
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隣を歩く2人を見て、いたたまれない気持ちに駆られる
「帰ろうか」
教室に入り、直ぐに視線が向く
「休憩入ってた…何でこんなに混んでんの?」
「全部琉生指名してんだよ!!」
「あー皆来てくれたんだ、有難うな!でも、こんなに来てくれて貰ったのに悪いんだけど一人一人と話してると次の人に行くのにまた待たせちまう…だから、体育館みたいなことやるからそれで満足してくれないか?次入ってくるお客様もいるから」
入口をチラリと見て、眉を顰めながら言った
皆良いよと言って了承してくれたことに笑った
「短い時間だけど楽しんで?本当に話したい人は明日早い時間においで。じゃ、行くぜ」
そう言い、曲が無いので口ずさみながら踊る
ナイフを持ってきて危ないことまでする琉生をクラスメートは冷や冷やしながら見ている
「以上です。満足していただけたかな?」
ワァッと一斉に拍手をし、会計して帰って行った
「ふぁー眠い…」
目尻に溜まった涙を拭い、目を擦った
「今の客で今日はもう大丈夫だな…」
そう呟き、教室を出るために踵を返す
「俺今日はもうパス。お前等も無理すんなよー。じゃーな」
手を振り歩いて適当に向かう
「あ、莉兎何してるか見に行こう」
莉兎の教室に入ると、楽しげに春と話している
「ここはなにやってんの?」
「一応喫茶店的なもの」
「一応って何だよ…クスクスッ」
口元に手を置き腹を抱えて笑い出した
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