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夢小説設定
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頬に手を添えた
「口、開けて」
開かれた口内に飴を入れた
「飴舐めて待っててな?」
「…うん」
「御褒美に後で何かお願い言ってごらん」
ボソッと耳元で呟く琉生
それに頷いたのを見て、2人の手を取り歩き出した
少し頬を染めた冬樹には気付かない琉生
お好み焼き屋が見えてきて夏樹は笑顔で走って行く
それに笑みを零し、冬樹に視線を送る
「何かある?」
「ギュッてしてチュッてして?」
頬を赤く染め上げ、瞼を綴じている
「…うーん。此処は目立つから後でな」
「本当?」
苦笑いをしながら肯定した琉生
「だからその顔止めような。冬樹可愛いから見てるぜ」
それに更に赤くなった
下を向き、夏樹の元に歩いて行く
ベシャッ
「あっ…僕のお好み焼きが……」
目の前に居る人にぶつかり、お好み焼きは原型を留めていなかった
「テメェ、謝れよ。クリーニング代出せよ!!新品なんだぜ?ブランドだぞ!!聞いてんのか」
謝ることなど頭に無い
お好み焼きをただ見ている
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