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夢小説設定
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それを知ってか臣は顔を真っ青にした
顔面蒼白とは正にこのことだ
「臣、直ったな。…無表情で全てを拒絶し、どうでも良い感じではっきり言ってかなり驚いた。でも、笑顔を見れて安心した…」
髪を撫でて額にキスを落とした
「俺は教室行くから、またな?」
それに頷いた
「クスッ…勝手に独りにしたから、謝罪を込めて」
スッと顔を近付け触れるだけのキスをして笑い去った
勿論固まった臣
それを笑いながら深雪は教室に向かう
口元を少しだけ弧を描いているだけなので気付かないだろう
ガラッ
教室を開ければ一斉に見てくる
それに苦笑いをこぼすと雄叫びじみたモノが響く
「まぁ、宜しくな?」
今までは髪が長かったが、この数ヶ月の間に髪を切ったので本当に男に見える
今は襟足が背中の中心まであるだけだ
「何で髪切ったんだよ?」
「邪魔だったから…ウザったくてばっさり切った。軽くて良いぜ」
渚は少し残念そうにしながら、戻って行く
「切っちゃ駄目だったのか…似合ってねーのか?」
髪を掬い、首を傾げた
「似合ってるよ。でも、ショックだったんだよ…気にしなくて良い」
そう言って笑った
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