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夢小説設定
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深雪は埋もれていていまいち良く見えない
「あ、春は?」
「自分は良いです」
「4人共離れて。忠告しとく…俺の仲間の春に手出したらわかってるよな?自分の行動改めろよ」
黒い笑顔全開で殺気を出しているので、冷や汗を流しながら頷いた
「秀、夏休み中に家に連れて行かれなくてごめんな?近々連れて行くから待ってろよ?」
「あぁ、別に構わない」
優しい笑顔を深雪に向けた
微笑み返し、礼を言い踵を返す
「じゃ、またな…」
手を振りながら食堂を出て行った
深雪が完璧に食堂を出た瞬間雄叫びに似た歓声・悲鳴・奇声が響いた
それを無視して食堂から遠ざかって行く
理事長室に向かって歩いて行くと
「舞蝶…マジでこの学園に通ってたのかよ。か、感動…握手して下さい」
「握手?」
眉を顰める
「嫌ですか?」
「嫌、俺と握手して何か得があるのかな…とか思ってさ。まぁ、良いや。はい」
差し出した右手を見て、中学生の男達は我先にと群がり始める
「俺一番!!」
掌を制服で拭き、右手を差し出し深雪と握手を交わした
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