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夢小説設定
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琉生はそれに微笑んだ
「僕が此処を出てかなり時間が経ってますよね…季節は既に秋になりますが、何かやるんですか?」
「「学園祭があるよ。出し物はホストやるんだー」」
「……ホストですか。では、僕は裏方ですよね」
「違いますよ。かなりダサい貴方を私達の腕で変身させます」
その言葉に少し切れそうになる琉生
「僕は遠慮させていただきますよ」
笑顔で断るが…
「いいえ、もう決定事項です」
「「琉生、逃げて!!」」
その必死な顔に一つ深い溜息を吐いた
「もう、いいや。俺バラす…こんなに舐められてちゃ流石に俺も限界だ。このキャラともおさらば出来るわけだし?夏樹も冬樹も、もう良いよ」
眼鏡を外し、カラーコンタクトを外した
「何してるんですか!?」
「本当の俺を見せてやるって言ってんだよ」
ウィッグに手をかけ、パチンパチンと静まり返った食堂内に広がる
バサッ
金髪が露になる
瞼をゆっくり開け、微笑んだ
「俺は舞蝶の総長…もう隠さず此処に通う。喧嘩売りたい奴はいつでも来い…返り討ちにしてやるから」
その瞬間、人が倒れる音がした
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