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夢小説設定
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深雪はそれを見て固まった
(叶、可愛い…///)
「気にしないで食って良いよ。薬飲んで寝れば治る」
「有難うございます。本当に…」
「お礼なんかいらない…寧ろ俺が言わないといけないことばかり」
「明日のために早く寝て下さい…僕は大丈夫d「大丈夫じゃねェよ。寝るまで傍に居る。明日のことは気にするな」」
その言葉に叶は頷くしかなかった
お粥を完食し、薬を飲み叶はベッドに入って眠った
深雪はその横に座っている
腕を組み、瞼を綴じながら
そして朝を迎えた
叶は眠っているが、深雪は立ち上がった
「叶、早く風邪治せよ?俺は行く…ゆっくり休め。全てを終わらせに行ってくる」
前髪を退かし額に軽いキス
頬に触れ微笑み、踵を返した
強く冷酷な瞳で先を見つめながら
足に力を入れ、高く跳躍をした
竣が入院している病院に入っていく
病室に入ると瞼を綴じ眠っている
「竣、俺のせいでごめんな?でも、必ず終わらせるから待っていてくれよ」
竣の手を握っているが、握り返す気配は無い
「竣、俺と出逢ってなかったら竣はこんな思いしなくて済んだかも知れない。何かが違っていたのかもな…渚も俺と逢わなければな」
手を握る力が増す
「竣、早く目醒まして。待ってるから…竣、早く起きてよ……行ってくる」
手を解き、立ち上がった
竣の髪をなでて踵を返した
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