14
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
深雪はそれにまた涙を流した
「深雪、皆心配してる。もう戻ろう?笑わなくなった俺等を笑わせられるのは深雪だけなんだから」
「笑わなくなった?逆だろ?俺が居ないから笑ってられるんだろ」
「今からするのは深雪への罰だ」
パンッ
頬を叩いた音が響く
「深雪が居なくなって笑ってられる?ふざけるなよ。じゃ、何で皆がお前を探す?お前が大切な仲間だからだ!大切な奴だからだ!お前が良いと思ってても周りはそれで傷付くんだ。俺等はな皆お前が居ないと、もう駄目なんだよ。深雪は俺等の必要不可欠な人なんだよ!」
叩かれた頬を押さえ、真を涙目で見る
「もう意地張んないで帰ってこい。皆それを望んでるんだ」
それに無言のまま
「深雪、おやすみ」
深雪のことを気絶させ、運び出した
別荘へと
ベッドの上に寝かせ、髪を撫でた
「乱暴なことしてごめんね」
頬に触れながら謝罪をした
ピクリと反応し、瞼を開けた
「俺はまだ帰れない」
それだけ言ってベッドを抜け出す
「真、皆にこう伝えろ…俺は全てをやり終えてからだ。探すな…いつか会おうとな。じゃーな」
窓を開け飛び降りた
.