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夢小説設定
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そんな言葉は闇に紛れて消えていく
闇に身を任せ、生活している
電源が落ちている携帯を起動させる
半端無いメールと電話の量
思わず涙が零れた
「皆、ごめんな」
それだけ言って電源を落とした
油断は禁物だというのに…
深雪は静かに瞼を閉じた
意識を闇へと手放しながら
少しの暖かさに包まれながら
その暖かさに縋るように
二時間ぐらい経ち瞼を開けた
その瞳には一人の人物がうつった
「久し振り深雪」
そう言って腕に力を込めた
(最後に感じた暖かさは…)
「何で居るんだよ…」
「探した…ずっと探してた。何で居なくなったんだよ」
「皆を狂わせる存在だから」
「狂わせてくれて良い。俺はお前に狂ってる…それぐらい好きで好きで大切なんだ。戻ってきてくれ…俺のとこに」
「何で…真は私に欲しい言葉をくれるの?ねぇ、どうして?」
涙を堪えながら真を見る
「決まってる。深雪が好きだからだよ」
瞳をあわせて真は口にした
そのまま唇を重ねた真に抵抗はしなかった
ただ、ただ涙を流し続けた
真はその涙を優しく拭ってやる
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