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夢小説設定
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深雪はゆっくり車を降りた
近くに置いてあったバイクを拝借し、家に帰る
そして通帳等を持った
海堂の親と話をし、双子を養子にした
海堂家は地に落ちた
深雪はその日を境に姿を消した
学校にすら姿を出していない
場所が分かってしまっては意味が無い為、携帯の電源は落としてある
新しい携帯を持ち、最低限のことしかしない
パソコンで全てを感知するようにしてあるため、深雪が捕まる可能性はほぼ零に等しい
「行く時間だな」
ゆっくりと立ち上がり、姿を闇に隠す
舞蝶を護るために
舞蝶に乗り込みに行く奴等を未然に防ぐ為にやっている
これは周りでも噂になる程に
「皆は笑っていて…」
それだけ言って消えた
だが深雪の望みとは裏腹に皆、笑うことを忘れている
笑いが消えた
深雪は知らない
通帳の金額は日に日に増えていく
ボーっと歩く深雪
ピーピーと反応を示した機械
(早く離れないとな)
さっきの機械は仲間が近くに来たモノを感知するためのモノ
(捕まりたくない。迷惑をかけるくらいなら…もう放っておいて)
走りながらそう願う
ドンッ
体が何者かと衝突した
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