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夢小説設定
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皆目を丸くしている
「いつ入ってきたんだよ」
「ちょっと前ぐらいですよ」
「その間にこのプリントの山終わらせたんですか?」
「まぁ、そうですが」
それに目を更に丸くさせた
「で、この問題って何ですか?」
「俺等が授業やテストとか受けなくて良い為の問題。一教科につき百枚。」
「百枚ですか。分からないとこがあるなら教えますが?」
ニコッと笑みを零した
「救世主だ(泣)」
「じゃーよー、この問題分かるか?」
手招きしながら秋羅が呼ぶ
「先程から問題に目を通していますが、大学の問題が入ってますよね?」
「だから分かんないのか」
「だったら何で琉生は解けるの?」
「それは簡単な答えですよ。小さい頃に大学を各国で卒業しているからです」
皆動きを止めて琉生を見る
「あ、ところで後ろにある紙は何ですか?」
「生徒会の仕事。」
「またまた凄い量ですね。手伝いましょうか?」
その瞬間皆の瞳に輝きが戻った
「僕も暇ですし、構いませんよ?どうしますか?」
「頼む」
「秋羅が素直ですね」
頭を叩き笑いながらそう言った
それに嫉妬の視線を秋羅に向ける
「どちらを手伝えば良いのですか?課題か仕事か」
「先に課題を片付けてくれると助かる」
「わかりました」
埋まっていないプリントを机の上に並べだしている
琉生はカーテンをしめ、扉の鍵を閉めた
「ここの鍵は貴方方以外持っていませんか?」
それに頷くのを確認して、ウィッグを取り眼鏡をとった
第一ボタンまで止めていたYシャツを開けた
体を伸ばし、息を吐く
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