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夢小説設定
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金髪が下に落ちる
カラコンを外せば、蒼眼が目に入る
「後でな。寝ててくれて構わないから」
額に軽いキスをし、髪を撫でた
「唇のが良かったか?」
「…」
クスッと笑い、口角にキスを落とした
「じゃーな」
携帯をひっつかみ、寮長室を出た
臣は頭が追い付いていってない様だが
春が居る場所へと、走っていく
動いている春を追うのは容易なことではない
諦めることなく真っ直ぐ向かっていく
「あれか…」
後ろの奴らを手刀で気絶させていく
高く跳躍し先頭の男と春の間に行き、着地する前に胸のあたりを蹴り飛ばした
「ご愁傷様。俺の仲間を追いかけるのがいけない…」
「総長!!」
「春、お疲れ様。良く頑張ったな」
「ッ、はい」
頭を優しく撫でてやり、目の前の男共を睨んだ
「組と手を組んだか…俺が最も嫌いな組と。容赦は不要だな、あんな組と手を組んだんだから」
殺気を露わにし出す深雪
「覚悟…してるんだろ?」
クスッとどす黒い空気と共に囁かれた黒い笑い
後退りして行く男共
そんなことを許す筈がない
「何処行く気?俺が逃がすとでも?」
そう言って、冷め切った蒼眼で睨む
凍てつくような瞳を見た者はその深い蒼に魅入り、そして動けなくなった
「お前等さ、何か勘違いしてねェ?御前等みたいな奴が何人集まったって勝てないんだよ。やっぱり彼奴に情報流させた方が良かったかもな…」
「総長、その情報って何ですか?」
春の不安気な声を聞き、口にした
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