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夢小説設定
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朔夜は鋭い目で琉生を睨む
「少しは怒ってるんだぜ?眼鏡壊されて…まぁ、もう直ぐ必要無くなるけどな」
「どういう意味」
「秘密」
そう言って携帯を手に取った
「臣って眼鏡とか持ってる?」
「かなり前にかけてるの見たけど?」
「サンキュー」
椎名臣と表示し、電話をかけた
「もしもし、眼鏡貸して。場所は、寮長室の隣っぽい場所。じゃー宜しく」
ピッと切り、壁に寄りかかった
ふぁーっと欠伸をし、目を擦る
「寝てないのか?」
「…」
「俺が起きんの寝ないで待ってたのかよ…悪い」
「謝んなよ。気にして無い」
「俺が気にしてんの」
ガチャ
「朔夜も一緒か。ほらお望みの眼鏡」
「サンキュー」
眼鏡を受け取り、かけた
「度が入ってるなら先に言えよ…」
眼鏡を外し、目を押さえた
軽く眼鏡をかけ、視界にあまり入らないようにした
「あぁ、バレた。以上」
「そう…か」
少し残念そうな表情をする臣
「じゃ、俺は戻るから。後は仲良くやれ」
そう言って去っていこうとする琉生を引き止める
「寮長室で何か飲んでけ」
「え…分かったよ。行くよ、行くから」
臣の表情を見たらNoとは言えなかった
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