13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
琉生は朔夜が起きるまで待っていた
「おは…よう」
「おはよう。寝顔は随分可愛いな、朔夜は」
朔夜の髪を梳く琉生
「バッ、やめろ」
琉生の腕を離そうと暴れる朔夜
ソファーは寝返りをうったら落ちる
琉生を下敷きにしてソファーから落ちた
何かが壊れる音とともに
「痛ェな…朔夜も暴れるなよ」
仰向けになっているため顔が露になり、眼鏡は無い
「///」
痛さのあまり、琉生の瞳は潤んでいる
(あ、可愛すぎる。少しなら良いよな?もう限界)
琉生が口を開こうとした瞬間朔夜は唇を重ねた
何度か離れ、また重なる
「悪い…お前がそんな顔するから…」
「ッ~///」
頬に優しく触れてくる朔夜に赤くなった
琉生の上から退き、手を差し出した
それに掴まり、立ち上がった
無残にも割れた眼鏡が見える
それに小さく溜息を吐き、歩き出した
「あー悪い…俺のせいだよな」
「…別に気にしてない」
そう言いつつも微量な殺気が出ている
背中を向けている琉生に朔夜はオドオドしている
「悪い…本当に」
「気にしてない」
「その殺気じゃ説得力無い」
「これ?嘘。じゃないと朔夜懲りないから」
「…懲りてやらない」
琉生が怒っていなかった事実に怒っている
.