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夢小説設定
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仲間同士で頭をぶつけ合う
それを空中で嘲笑った
「馬鹿な奴等」
着地の場所には構えている敵が居る
其奴の頭を蹴り、周りに居る奴等を蹴った
蹴られた奴等は仲間の居る場所に飛んでいき道連れにした
「オタク一人に何やってんだよ。早くしろ!!」
焦った声が聞こえる
だが、その言い方に男は切れた
体格は今此処にいる中で一番良い奴だ
琉生は周りを片付け、体格の良い男に蹴りを叩き込み腹を殴った
頭の横を蹴り飛ばし、気を失った
「大丈夫でしたか?」
「何で僕を助けたんだよ!!」
「いけませんか?例え敵でも、根から悪い奴じゃない貴方を助けちゃいけませんか?もう部屋に帰って休んで下さい」
それだけ言って、踵を返す
小さいけれど聞こえた謝罪とお礼の言葉
歩き出すと腕を掴まれ、部屋に入れられた
顔を見ようと視線を上に上げる
気配でわかるものの、わざとそうした
「何ですか」
「やっと見つけたぜ。舞蝶」
「バレたか…随分時間掛かったな。朔夜」
「これでも寝る間も惜しんで探したんだよ」
「そんなのクマ見れば分かる。朔夜、お疲れ様…少し寝ろ」
その部屋のソファーに寝かせた
「起きたら願い聞いてやるから、おやすみ」
陸と同様に額へのキス
そして、左手で瞼の上を覆った
意識が沈んで行く朔夜の耳に微かに届いた言葉
おやすみ、朔夜
その言葉で肩に入っていた力が抜け、深い眠りに入った
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