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夢小説設定
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荷物を置き、また部屋を出た
そして病院へと舞蝶の恰好で向かう
病室を聞き、走った
走ってはいけないのは知っていても、無理だった
冷静さを保っていられない
背後から聞こえる看護婦達の声を無視し向かった
病室の扉を開け、中に入った
「陸!!」
「舞蝶…わざわざ有難うござい!!」
ギュッ
陸を勢い良く抱き締めた
「ごめん…巻き込んでごめん。」
「良いですよ、別に。来てくれたじゃないですか。普通なら呼び出されても来ないのに舞蝶は来てくれた…それで充分です」
「充分じゃない…こんなに傷を負わせた。傷の分だけ俺に命令しろ。族をやめろとか、そういうのは無しだけど」
「そんなことしなくて良いですよ。これは舞蝶のせいじゃないんですからッ!」
「嫌、俺のせいだ」
「…じゃあ、少しの間族を任せても良いですか?」
バッと顔を上げ、笑った
「あぁ、任せろ。他は」
「…―――か?」
「ん?」
「舞蝶の性別はどっちですか?」
「あー…どっちに見える?」
少し困ったように口にした
「どっちにも見えます。言いたくないなら言わなくt「一応これでも女かな」」
ニコッと笑った深雪
ボッと勢い良く赤くなる陸
「幻滅した?舞蝶が女って知って」
「憧れの気持ちが強くなりました。」
「…有難う」
ゆっくり笑みを零した
それに陸は下を向いて赤くなった
先ほどよりも二倍ぐらい
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