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夢小説設定
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罪悪感が込み上げてくる
「俺は居て迷惑じゃない?邪魔じゃない?居ても良い?皆の傍で笑っていて良い?」
皆が同時に返事をした
肯定の言葉を
「有難う…本当に有難う」
縋りつくように真の胸に顔を押し当て、服を掴んだ
「帰っても…良いn「良いんだよ」」
柾谷の真剣な声が響く
退学届と書いてある封筒を出し、破った
その破られた紙は風に攫われ消えた
「元々受理していない退学届置いて消えさせるか」
いつもの喋り方など、まるで無かったかの様に平然と話し出す
「おいで」
ピリピリとした空気を一瞬で無くし、優しい笑顔とともに腕を広げた
深雪は耐えられず、真の腕を抜け柾谷の腕の中に飛び込んだ
「そうやって無理するから…退学届勝手に出して消えたら、軟禁じゃ済まさないからね。全ての人間使って探し出すから」
「…ごめんなさい。本当にごめんなさい…」
「素直になった琉生にプレゼントね。陸くんだっけ?意識取り戻したって。良かったね」
反射的に顔を上げる琉生
「///その顔でこっち見ちゃ駄目…」
柾谷は自分の手で琉生の顔を覆った
ふぅと息を吐き、琉生の耳元で呟いた
「今が一番良い時期か…」
「そうなるよ。」
わかったという言葉とともに頷いた
「柾谷、有難う」
そういうと深雪が一番好きな柾谷の笑顔を見て、更に笑みが深くなり少し赤くなった
「柾谷…」
刹那
柾谷の服を引っ張り、頬にキスをした
「有難う」
「う、うん///」
唇が触れた頬に手を当てながら赤くなっていく柾谷
そんな光景を面白くなさそうに見る一同
「これからも宜しくな、柾谷。後、彼奴のことが解決したら素で学校に通うから。じゃ、またね?」
「うん///」
手を振って寮に戻っていく
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