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夢小説設定
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深雪は言葉だけを返した
「お前等は手、出すな」
その一言で、皆止まった
深雪は群れの中に入って行った
「陸、待ってろよ?」
次々と一撃で倒していく
ペースは上がっていく
(もう俺の前で傷つけさせない。誰も…)
一本背負いを綺麗に決めて、総長の前えと向かって歩いていく
「陸達何処だ」
震えながら指を倉庫の奥をさした
「そうか」
そう言い終わった瞬間、胸倉を掴んだ
ガッ
頬を力一杯殴り、気を失ったのを確かめると指をさした方に向かって歩いていく
血の匂いが酷くなるのが分かる
足を動かすペースがあがる
血だらけで倒れているのが目に入った
地を蹴り、陸の首に触れた
脈があるのを確認して、息を吐き出した
携帯を握り、電話をかけた
それは病院だ
救急車が来るまで、手当て出来る場所は処置していく
やはり陸が一番重傷だ
「また俺は同じ過ちを繰り返す…」
その声は嫌に倉庫に響いた
「陸、」
「…舞蝶、有難う。俺なんか…より仲間…を」
「喋んな。ごめんな、俺のせいで」
それに首を横に振った
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