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夢小説設定
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携帯がミシミシッといいだした
「殺す」
そう一言口にし、走り出した
海の近くの倉庫を探して
勢い良く、風を切るように
後ろから悪夢の奴等が追いかけてくる
精一杯後ろをついてくる
バンッ
「速かったな」
「陸達を返せ」
あれだけ走ったのに、肩で息をしていない
「そんな簡単に返すはず無いだろ?」
「強硬手段しかないな」
その瞬間、倉庫の中の所々から人が出てきた
この倉庫は普通より広い為、結構な人数が入れる
パッと見、700は軽くいる
「この人数相手に出来るか?」
「上等。なめんな」
低い声で話す深雪
「ハッ(汗)やってみろ」
少し焦りを見せた
深雪は口角をあげた
瞬きより早く、殺気を出し始める
大半の奴が微量の殺気に気を失う
動ける奴だけが動く
「陸達に手出したこと後悔しろ」
その言葉を合図に、一斉に襲いかかってきた
深雪はゆっくり身構える
ニコッと妖艶な笑みを浮かべた
顔を赤くして固まる者さえいる
そいつ等の気を失わせ、総長に笑いかけた
覚悟しろという笑みを浮かべつつ…
「舞蝶!」
秋羅の声が響いた
皆息切れしている
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