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夢小説設定
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莉兎は手を見た後、琉生の顔を見た
笑顔で差し出してくれている手に手をのせた
莉兎が立ち上がったのを確認すると、歩き出した
食堂を出ると迅が来ている
「パーカーは明日必ずお返ししますね」
「あぁ」
それだけ言ってすれ違った
校門を出てウィッグと眼鏡を外す
「カラコンはこのままでも良いか?」
「うん。」
クシャと莉兎の髪を撫でた
「わっ」
「莉兎が行きたいとこ案内してくれ」
髪を直しながら頷いた
莉兎が向かった場所は
「遊園地?」
「琉生と最後の思い出作りたいから」
「莉兎、同じ部屋に居てキスしたりしないって誓えるか?」
「わ、わかんない。琉生が本当に好きだから」
「キス以上のことしないって誓えるか?」
「琉生が嫌がるんならそれ以上はしないよ」
琉生は手を引っ張り、学校の寮へと帰って行った
部屋の扉を開け中に入った
「琉生、遊園地は?」
「行く必要無い。」
「何で?俺と思い出は作りたくないの?」
「馬鹿。今まで通り此処に居るのにそんな思い出いらねェよ」
莉兎は勢い良く抱きついてきた
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