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夢小説設定
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それは敵もだった
「馬鹿だな。俺の幸せな気分壊したから手加減無理かもな」
クスリと笑って、男を見た
「っ///!!」
「何赤くなってんの?そんなに余裕あるんだ」
「す、すみませんでした!あの、俺等喧嘩売りに来たわけじゃ無いんです。えと、覚えてませんか?」
一歩ずつ近付く
「あ!充の下で動かされてた」
「お、覚えてくれていたんですか?」
「あれから少し気になっててな。充と一緒に牢の中だったら…とか。まぁ今はちゃんとやってんだな」
さっきとは打って変わったような表情
「はい。今までNo.12だったんですけど、今じゃ25になって…」
「お前等さ、結構鉄パイプとか色々使ってたの止めたのか?」
「まぁ、はい」
深雪は微笑み、手招きした
ゾロゾロとやってくる
ふっと笑みを見せた
そしてそのまま抱き締めた
「それで良いんだ。苦労して前に進んだ分、成果はある。鉄パイプを使ってる奴等は鉄パイプ無しでは弱くなる奴等ばかり…その分お前等は苦労してる。だから、上にいける。大丈夫だ…仲間を信じろ!お前等なら出来るよ。」
「はいッ」
「可愛いな、最初から思ってたけど…。可愛いから、オマケあげる」
「オマケですか?」
「族に攻められて困った時、苦しい時。色んなことが押し寄せてくる…絶対に。だから、そん時は呼べ。すっ飛んで行ってやるからさ!」
「!!有難う、ございます」
「じゃ、携帯貸して」
ポケットに手を突っ込んであたふたしている
「焦んなくて良いよ」
「あ、ありました」
その携帯を操作した
「舞蝶で登録しといたから、遠慮すんな。電話しろ」
「本当に有難うございます」
「別に良いって。可愛い子の特権だな…じゃ、もう帰るな。また会おうぜ」
相手の総長の額にキスをおとした
そして、踵を返したが顔を向けた
「名前は?」
「陸って言います!」
「陸、陸な。わかった」
頭に刻むように二回言い、一度微笑み去っていった
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