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夢小説設定
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海から上がり、髪を掻き上げた
「やっぱ最高だな」
投げた携帯、財布を掴み歩き出した
海水が下に落ちる
「そのまま帰るのか?」
「あぁ。いつもだ」
「そ、うか」
肌に纏わりつく服にイラついたが心はスッキリしている
「よし、帰る」
その後を迅が追う
バサッ
「それ着てろ」
それはパーカーだ
腕を通すと、ぶかぶかだ
「ゆるい」
「当たり前だろ、体格が違うんだ」
「だよな。迅の匂いだ」
クンクンと服を嗅ぐ
「ば、嗅ぐな///!」
バシッと頭を叩いた
「痛いな。」
涙目で頭を抑えながら睨んだ
「こっち見んな///」
(可愛過ぎなんだよ!)
「迅、悪い。巻き込むかも知んない」
深雪を纏う空気が一変し、砂浜の向こうを睨んだ
「何がだ?」
「敵が来たから、先に予告をな。海に入る前に来いよな…面倒」
深い息を吐き出した
「迅、このパーカー少し借りる」
一度パーカーを脱ぎ、Tシャツを脱いだ
サラシをしている為問題はない
「お前何やってんだよ!!」
怒鳴られ、少し口を尖らせるが直ぐにパーカーをきた
腕を捲り、濡れた髪を結ぶ
「さてと、やるか」
妖艶に笑った
海と月をバックに…
本当に綺麗で息を呑んだ
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