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夢小説設定
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隣には少し顔を赤くした莉兎
「あ、」
そう言って振り返った
「其奴起きたら伝えといて。莉兎に手出したら、手加減無しで殺すってな」
殺気が宿る瞳に逆らうことなど不可能
食堂内は絶対零度となっていた
ゆっくり頷く一同
「有難う」
笑みを微かに零して、歩き出した
機械を押し、次々と料理を注文していく
紅茶も忘れず
椅子に座り、莉兎を見た
「莉兎、どうした?」
「琉生、キャラ戻ってる」
その言葉に青ざめていく
「いつから?」
「エレベーターからずっと」
「あ゛ぁーマジか。ま、良いや。今日ぐらい」
開き直って紅茶を飲み始めた
その時、食堂が一瞬で静かになった
足元に転がってる男に躓いた
「莉兎、あれ誰」
「佐久間迅…この学校の不良で問題児。しかも相当な遊び人、結構喧嘩は強い」
「へー。何かあるな…彼奴」
躓いた男を蹴り飛ばした
「んなとこで寝てんじゃねーよ!!!」
「あー、あのままだとあの男死ぬな。今ので肋骨折れた…莉兎、ちょっと行ってくるな」
ぽんぽんと頭を叩き近付いていく
ドコォっと嫌な音がはっきり聞こえてくる
「ストップ、ストップ。」
「あ゛?」
そう言って振り向いた
「お前等救急車呼んで。其奴じゃないと死ぬから…頼んだよ」
「は、はい」
「おい、テメェ何だよ。邪魔すんじゃねぇー」
それに笑った
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