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夢小説設定
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寮長の部屋に向かって
ガチャ
「あ゛ー誰だ?」
「随分不機嫌だな」
ガタガタン
椅子から落ちた
「用事はどうしたんだよ」
「これが用事。そろそろ電話来るよ」
プルルル
「はい…。はい、わかりました」
ガチャン
「意味わかった?」
「あぁ、分かった。」
「それは良かった」
ニコッと微笑んだ
「キー頂戴」
「そしたら行っちまうんだろ」
「それはな。でも臣の話聞いてからにするよ」
下を向き始めたのが、一気に上を向いた
「そんなに沈むなよな」
ハハッと笑いながら、近くにあった椅子に座った
「何で、最後抵抗しなかった?」
「あんな状態の臣に抵抗なんかしたら、もっと傷付くから」
「そうか。悪かったな…」
「最近されても抵抗しなくなってる俺が居るしな…怖い怖い」
苦笑いしながら言った
「それに…そんなに嫌じゃ無かったしな。」
「…」
「何固まってんの?あーでも、俺で遊ぶ臣は大嫌いだな」
「…」
「キー頂戴。」
手を目の前に出した
キーを取り、その手に乗せようとした瞬間
眼鏡を取り去り引っ張られ、キスをされた
琉生は目を開き、背中に手を回しゆっくり叩いた
とても優しく
臣はそれに目を開いた
目の前にある琉生の顔を捉え、目を細めた
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