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夢小説設定
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7階に着くまでに携帯が振動し始めた
ピッ
「何ですか」
『もう少し話したかったな…と思ってな。』
「朔夜が追いかけて来たのは臣が言ったからですか?」
『俺は何も言ってねーよ』
「そうですか。なら良いんですよ…」
エレベーターから降り、部屋の中に入って行く
『今部屋に着いたのか』
「あぁ、そうだよ。あ、ヤベェ…柾谷の所行かないと、いけねェーんだ。あーもう!!やっちまった…最悪」
髪を掻きながらしゃがみ込んだ
「今から走るから無口になるけど、気にすんなよ」
『あぁ、分かった』
ダッと走り出した
猛ダッシュで走る
バン
「悪い。保留にする」
『待ってるから急がなくて良い』
「有難う、臣」
ピッ
「柾谷!あのさ、俺に部屋をもう一つくれないか?」
「何かあったの!?」
「居候してる奴が居てさ…其奴と違う部屋に住みたいんだ。駄目か?」
「良いよ。直ぐに寮長から新しい部屋の鍵用意させるからね!荷物はこっちで移動させるから」
「有難う、助かるよ」
ふわっと微笑み、出て行った
ピッ
「悪い。待たせたよな?」
『別に待ってねーよ』
「用事が出来たから一回切る…平気か?」
『あ、ぁ』
「有難う」
電話を終えて歩き出す
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