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夢小説設定
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意味が分からない様子だ
「無自覚だから尚更だな」
手を滑らせ、首にてをやる
顎を持ち上げ、キスをした
リップ音が響きながら、更にキスをする
「…んッ」
ギュッと拳に力を入れ、振り下ろした
だが、それを臣は手首を掴み妖しく笑った
「今はやめとけ。力が入ってないお前は誰にも勝てない。」
「…るせェ!離せよ」
「今ぐらい、俺にお前を寄越せよ」
「断る。俺は俺が決めた奴以外に預ける気はない」
「…そう、かよ」
手首を掴んでいた手の力が緩んだ
重力に従って腕が落ちる
その腕に力を入れ、臣を抱き締めた
「何て顔してんだよ。しっかりしろ」
首に顔を埋めてくる臣の髪を撫でた
「今だけ…甘えて良いよ」
そういうと臣は抱き締めてきた
(キスをされて抵抗しなくなってる自分が居る。怖いな)
ゆっくり顔を上げ、縋るようなキスをされた
(彼は何かを抱えている…傷付けるようなことを言った。ごめん)
瞼を閉じ、涙を静かに流した
ごめんなさいと思いながら…
「何でお前が泣くんだよ。意味わかんねーよ」
「臣が泣かないからだ…しかも俺の言葉で傷付いた。ごめん」
「…良いんだよ。別に、琉生は悪くない」
ポンポンと頭を撫でられた
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