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そう言って、莉兎から優しく唇を重ねた
「ちょ、莉兎」
離れようとする琉生を離さないかのように抱き締める
後頭部に右手を回し、左手は腰に回した
男と女の力の差が此処で良くわかる
抵抗しても意味がない
ゆっくり唇が離れたと思ったら、また重ねてくる
(こんなキスは久し振りかも…)
そう思いながら、瞼を降ろした
軽いリップ音が響き、離れた
そのまま抱き締められたが抵抗はしなかった
「琉生、琉生」
「莉兎、どうした?」
「いきなり、してごめん」
「うん」
「でも。今のに嘘は無いから、覚悟してて」
その言葉に何も言えなかった
学校に着き、莉兎は授業を受けに行ったが琉生は寮へと歩いていく
琉生の格好にチェンジはしている
グイッ
バタン
「臣、何ですか?」
「前回の仕返しをな」
そう言って、耳元に唇を寄せてくる臣
「お前は俺に勝てねぇーよ」
有り得ないぐらいの低音ボイス
ズルッとしゃがみ込んだ
「んなっ///」
右耳を抑え、目を見開いている
臣はしゃがみ込んだ琉生の視線に合わせるように座った
腕を引き、抱き締められた
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