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夢小説設定
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それに深雪は笑顔で返し、中に入った
「渚の馬鹿は何処が分からない?」
「全部」
渚は笑顔でそう言った
「…見込みが無い奴は良い。星を先に教える」
「待て!今のは冗談」
「冗談に聞こえねェよ、馬鹿渚が」
「すみません」
「公式唱えながら十回紙に書け。それからだ」
そう言って星を教え出す
飲み込みが早い星を誉め、飲み込みがとても遅い渚を説教しながら丁寧に教える深雪
「お、終わった」
渚は机に倒れながらそう言った
バシッ
「い゛でッ゛!これ何だ」
「今回のテストの出やすい所。ま、死ぬ気で覚えろ」
「深雪はやっぱり優しいな。必ず最後に教えてくれる!だから俺は15位内に何とか入れるんだよな」
「今回は無理だよ。此処不良とか多いけど頭は良いから…入れて35ぐらいだな。星もわかんない所あったら来いよ?教えるから」
「うん、有難う深雪」
「じゃ、帰るわ。寝るから」
ウィッグとカラーコンタクト、眼鏡をつけながら部屋の外へと向かう
「じゃ、お互いに良い夢を」
2人の額にキスをして去っていった
自分の部屋へと戻ると、莉兎が起きていた
「起きて待ってたのか?」
「うん。保留にしておいた御願い聞いてもらいたくて」
「良いよ」
ウィッグ等を外しながら聞いた
「本当の琉生を教えて」
「本気で言ってる?」
「うん」
「…誰にも言わないって約束するなら」
真剣な眼差しを莉兎に向ける
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