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数分後には琉生と朔夜しか立っていなかった
「すげー」
「場所変えて話聞く。移動するぞ」
「あぁ」
違う場所へ移動し、口を開いた
「何で俺を探してた?」
「結構長くなるんだけど平気か?」
「聞く」
「俺さ、群がるのが嫌いなんだ。だから、どこの族にも入ってない…で、あの日も絡まれて殴り合いか?って思ってた所に舞蝶が来て。此奴も周りと変わんないって思ってた…族とかに入って群がる奴等と変わんないって。なのに、多勢に向かって恐れることなく嘲笑って滅多打ちにした。怪我していたのに…そのまま帰ると思って、視線だけをぶつけてた。後ろを振り返った瞬間笑顔で手を振ってくれた…俺なんかに笑顔を。だから、舞蝶なら俺を見てくれると思って探した」
「怪我してるって気付いたんだ…というか俺なんかって死んでも言うな。御前に、朔夜に居場所をやる。だから、そんなこと言うなよ」
「そんな簡単に俺を信じるのか?もし嘘だったら「瞳見れば分かるんだよ。嘘か本当か。朔夜は嘘ついてない」」
「有難う」
「俺を探して見ろ。朔夜と同じ学校に居るから…ただし、誰の力も借りるな。そしたら、好きな願い一回だけ聞いてやる。期限は一週間。頑張れよ」
「わかった」
「じゃ、またな」
そう言って別れた
無論時間差で…
桐は自信があるのか数日前から連絡はない
もう直ぐテストなので、渚の勉強を手伝わないといけない
琉生は、寮の中に戻り渚と星がどこの部屋か聞くと…
「656号室だ」
「有難うございます」
「あぁ。秘密はいつかバレるぞ」
「覚悟の上です。気付いてらっしゃったんですね…」
「まぁな。ま、いつでも来い…歓迎するぜ」
「名前をお聞きしても?」
「椎名…椎名臣だ。特別に臣って呼ばしてやるよ」
「気が向いたら…」
「テメッ!!…まぁ、良い」
そう言って勢い良く手を引いた
「離して下さい。」
冷静にそれだけ言った琉生
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