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夢小説設定
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教室に俯きながら入ってくる転校生
顔を上げ、悪戯っ子のように微笑んだ
「三神渚と弟の三神星だ、仲良くするようにな」
ピシッと固まった琉生
(は?誰か夢だと言ってくれ。他人の空似だと言ってくれよ)
「藤堂琉生と知り合いらしいからな。琉生、懐かしいだろ」
「…!!えぇ…とても」
(柾谷の奴言いやがったな)
HRが終了すると、黒い笑みを浮かべた渚とすまなそうな表情で近づく星
「勝手に日本に行くなんて良い度胸してんな琉生」
「おr…僕は渚の幸せを思って」
「お前俺の幸せを勘違いしてねーか?俺の幸せはお前を護ること。一緒に居れなきゃ俺に幸せなんて一生涯来ない。良く覚えておくんだな」
「琉生、ごめんね。渚の勢いに負けちゃった…僕も一緒に居たかったし」
そう呟きながら言う星に抱き付いた
人前だと言うことを忘れて
「星有難うございます…星のせいじゃありませんから大丈夫ですよ」
キャラは保っているようだが…
「もう一回会えて良かった」
抱き締め返した星を横で睨んでいた兄の渚…
「取り敢えず、学校辞めて下さい。」
「辞めないぜ」
そう言って頭を撫でてきた
「お前から離れるつもりは無い。これから宜しくな琉生」
そう呟いて席に戻っていった
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