9
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
無言で犬のように追い掛ける凪斗
「凪斗は可愛いなー。」
そう言って頭を撫でてやる琉生
「でもな、俺は強くない…それは事実だ。だから俺に強いとか言うなよ」
撫でていた手を止め、俯いている琉生
「強く無いんだ…俺は。いつも大切な人を…護れず失う。全て俺のせいで」
フッと自嘲気味に笑った琉生はとても痛々しかった
それに絶句した一同
「次こそは護ってみせる…必ず」
そう言ってまた歩き出した
慌ててそれを追い掛ける
「秋羅には絶対言うなよ」
「「「あぁ」」」
それに笑顔を浮かべる琉生
部屋から出て、泊まっている部屋へと移る
ガチャ
扉を開け、中に入ると一斉に見てくる
「見んなよ」
そう琉生は吐き捨てるように言い、中に進んでいく
「お前等何処行ってたんだよ」
「こいつ等に俺の知り合いを見せてきただけ。何でいちいち聞いてくんだよ」
「お前が何か隠してるからだ」
「心外だな。」
「言えよ(怒)」
「うぜェー、一人で誰にも頼らず見つけてみろ…そしたら良いことが待ってるぜ。じゃ、おやすみ…お腹空いたら適当にルームサービスでとって良いから」
手をヒラヒラさせ、寝室に入って行った
.