8
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真が離れたのを見て、毛布を被った
「クスクスッ、可愛い」
「うるせぇ///」
「ちゃんと寝て。おやすみ」
そう言って真は部屋から出て行った
徐々に襲ってくる眠気
それに直ぐ呑まれ、深いような浅い眠りについた
「んっ…?あ、真の別荘か」
幾分か頭痛が引いたようだ
体を起こし、部屋を後にした
遠くには海が見える
所持している物にプレイヤーとイヤホン
特攻服を羽織り、海に向かう
近くに行き、イヤホンを片方つけ歌い出した
仕舞いには踊りもつけ…
本当に病人なのかわからない
それを見ていた真は目を丸くし、魅入った
「深雪、何やってる?」
「歌って踊ってた。熱引いたし大丈夫」
「君の大丈夫は大丈夫じゃない。本当に心配ばかりかける…」
「心配かけてるつもりは無い。俺は好きなようにしているだけ。久し振りに羽を伸ばしたよ…今回ばかりは真に感謝だね」
海を見て、夕陽が沈みそうな瞬間を目に焼き付けるように見ている
そしてクルッと向きを変え、真に微笑んだ
「行こっか」
「うん。早くおいで」
走って寄ってくる
隣に立ち、別荘まで歩く
「今日泊まれる?話したい…こと、あるんだけ、ど」
瞳が大きく揺れた
「良いよ」
短いけれど、優しく紡いだ言葉
その人を安心させるような声
.