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夢小説設定
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決してフラつくことはない
「まず、初めに会社の金を横領している会社が幾つかあがっている。自分のことだろうと思っているでしょう。あなた方はクビにし、新しい社長を迎える。悪いが容赦はしません。それがうちの方針」
口をギュッと閉じ、下を向いた一同
「けれど今まで頑張ったという感謝の気持ちで退職金は出します。楽しみにしていて下さい」
その瞬間顔が上がり、瞳が輝いている
それにニコッと微笑んだ
「赤字を抱えた会社は他の会社と合併してもらいます。勿論会社の社長は合併させてあげる側の人に頼みます。服のデザインを新たに考えてきました。今回はラフな格好を主に、二十代の方でも着れるような物です。まだ人気が出るか分かりませんが、作ってみましょう。何か質問はありますか?」
「どうやってその服を売り出すんですか?今の人は安いものばかり着ています」
「それは簡単です。ある程度の料金で売り、モデルに頼み、大抵の人が手に取るでしょう。ただ、他の雑誌やテレビを見ない人にも買っていただくために、街でパフォーマンスやサービスをしていただく…そしたら売れると思います」
「わざわざ有難うございます」
「いえ。他に質問が無ければ終わりにします」
三泊ぐらい置き、口を開く者は居なかった
「では、これで終わります。5人の方々、今日まで本当に有難うございました。次の会社ではこんなことが無いようにお願いしますね。では、私はこれで」
スタスタとその部屋を後にした
部屋を出た瞬間、ドッと襲ってくる疲れと脱力感
「あぁ…ヤバい。キツいな」
「あなたまさかとは思ってましたけど、熱があるんじゃないですか?」
「無い。五月蝿い」
そう言って睨んだ
「あまりご無理をなさらぬようお気をつけ下さい」
「わかってる。今回は仕方無い…一つの問題が解決したんだ」
そう言って自分の手を見た
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