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夢小説設定
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もうこの際性別など、どうでも良い筈だ
なのに気にしている
(服変わってないし、大丈夫だよな?きっと大丈夫だな)
ふぅと息を吐き出し、眠りについて
次に瞼を開けたのは昼過ぎ
「頭ヤバッ…」
枕元に携帯があったので直ぐにとった
丁度その時、部屋の扉が開いた
「起きて平気なの?」
「今日何日?今何時?」
「7日の一時ぐらいかな」
「っ!ヤバい」
ベッドから勢い良く起き上がり、携帯を開き電話をかけた
「あ、俺!五十嵐財閥の家に居る。一回学校に行ってパソコン持って此処に来て。急いでるから速く頼む…時間が無い。あの二点と服適当に」
携帯を切り、歩き出した
「何処行く気?熱あるんだよ?」
「仕事。熱なんて関係無い…心配なら来れば良い。多少バレるけど」
そう言って歩き出す深雪を止めようと必死だ
「ついてくからね」
「どうぞ…」
それから五分ぐらい経った頃だろうか
携帯が震えた
「今行く。真案内して」
「わかった」
そう言って真は深雪の手を掴み歩き出す
車に乗り、指示をした
「服は後ろ?」
「はい」
「猛スピードで。この人気にしないで」
車はスピードが加速していく
後ろに行く前に、真の傍に行った
「心配してくれて有難う、真」
頬に軽いキスをすると、運転手の由良が目を白黒させた
「運転に集中しろ。阿呆」
そういうと本当に集中した
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