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どんなに辛くても吐き出さない深雪
彼女にそうさせているのは何なのか
(決着つける…まずは渚から)
「充から逃げていた俺はもう居ない…誰も傷つけさせない」
そう凪斗を力強く抱き締めながら、呟いた
「必ず、護るから…充と葉から」
「舞蝶…たまにはお前も吐き出せよ」
「俺は良い。止まらなくなるから、良いんだ」
ふっと自嘲気味に笑った
「有難うな。その気持ちだけで十分だよ」
頬にキスをし、微笑んだ
凪斗は顔を真っ赤にし、目を白黒させながら見てきた
立ち上がり、周りをバッと見た
「また会いましょう?悪夢の皆さん。今宵は楽しかった」
優しく微笑み、手を振った
地を高く蹴り上げた
その姿はさながら蝶のよう
あっという間に姿を消した
それを皆、ぼーっとしながら見ている
深雪はというと、ゆっくり夜の街を歩いている
向かう場所はただ一つ
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