風音編
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それに暁も苦しくなる
「人間の生涯は短い…それが終えたら俺と居てくれ。人間の暁は彼奴が好きでも構わない…心が違うからな。この姿の暁は譲らない!」
櫂からの接吻
力強く抱き締められながら、ずっとそうしていた
「櫂…」
抱き締め返せば、それ以上に抱き締められる
それに嬉しくなる
「ありがとう…昌浩に対しての気持ちが櫂が思っているようなものとも違う気がするの。それも含めてちゃんと答えを出さないといけない…私の神気に充てられてそういう勘違いしてるだけかもしれないから、目を覚まさせてあげないと一の姫との恋愛の邪魔になりそうだしね」
そう言って淡々と話している時点でもう昌浩に対しての気持ちが櫂に対しての気持ちと違うことは明白だった
「俺から離れないでくれ…」
「離れないし、離れないよ…」
ぎゅっと櫂を抱き締める
お互いが不安なのだ
気持ちを確かめて、つなぎ止めていないと…
不安で仕方がないのだ
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